院長挨拶
新年度を迎えるにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。
新型コロナ感染症がインフルエンザなどと同等に扱われる病気になってから、もうすぐ1年を迎えます。ただ、病気の性質は変わりませんので、上手に付き合い心身の健康を保って頂きたいと思います。
大変ありがたいことに、コロナ禍にあっても当院をご利用頂く入院患者さんの数は増え続け、昨年度も過去最高を更新しました。厳しい医療情勢下でしたが「回復期から在宅医療を支える病院」としての役割を全うすべく全職員が一丸となって取り組んだ結果です。職員の尊い働きに感謝です。
当院独自の取り組み「おうちへ帰ろうプロジェクト」に力を入れて推進して参りました。口から楽しく安全に食べるための支援、生活動作に重点を置いたリハビリテーション、退院後の生活のための手厚い退院支援がこのプロジェクトの3本柱です。患者さんが元気になっておうちへ帰って頂くことを全職種の共通目標とし、チーム医療を推進してきました。この取り組みを通じて、患者さんとご家族の安心や喜び、職員のチームワークの醸成、達成感、やりがいがさらに広がることを期待しています。
岡山博愛会病院は職員が一丸となって病院の体制や機能を充実させ、様々な課題に対応し、微力ながら地域医療に貢献できるよう、努力して参ります。
今年度も岡山博愛会病院をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024.4.1
岡山博愛会病院
副理事長・病院長 中尾 一志
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