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リハビリテーション科

元気になっておうちへ帰ろう

当院のリハビリテーション科には理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、歯科衛生士(DH)、総勢76名が在籍しています。※2024年4月現在

リハビリテーションとは、単なる機能回復でなく「生活の質の向上」や「自分らしく生きること」を目指して行う取り組みのことです。当院では「元気になっておうちへ帰ろう」をスローガンに、生活するためのリハビリテーションを展開しています。お一人おひとりにあった生活能力を獲得し、豊かな人生を送ることができるよう、お手伝いをしていきます。

リハビリテーション科の集合写真

リハビリスタッフ

理学療法士(PT) 作業療法士(OT) 言語聴覚士(ST) 歯科衛生士(DH) アシスタント
39名 21名 5名 5名 6名

(2024.4.1現在)

リハビリ訓練時間 一日平均1時間半~2時間

回復期リハビリテーション病棟

退院後スムーズに日常生活へ戻るためのリハビリテーションを集中的に行います。
365日体制! 土日祝も20名以上のスタッフが対応しています。

  • 在宅復帰率 78.2%
  • リハビリ訓練時間 一日平均2時間半~3時間

理学療法士 (PT:Physical Therapist)

マシーンを使用し理学療法を行っている男性
マシーンを使用した理学療法
運動療法を行いQOLの向上を目指している様子
運動療法

理学療法士は動作の専門家です。
寝返る・起きる・立つ・歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の維持・改善を行います。

どんな動作に困っているのか、身体機能に何が必要かを評価し、運動療法や物理療法を用いて治療を行います。

日常生活の動作の改善を図り、その人にとっての生活の質(QOL)の向上を目指し、その人らしい生活を支援します。

作業療法士 (OT:Occupational Therapist)

作業療法士が女性に上肢運動をしている様子
上肢運動
女性が日常生活動作である料理訓練を行っている
料理訓練

作業とは、生活を構成する行為すべてです。食事、排泄といった日常生活動作だけでなく、家事、仕事、趣味、遊び、対人交流なども含まれます。

作業療法では、その人の経験を大切に、その人らしい生活(作業)ができるように一緒に考え支援します。

病気やけがの初期段階では、その時の状態にあわせてこころとからだの基本的な機能の改善を援助すると共に、新たな機能の低下を予防します。

病気やけがの状態が安定したら、より具体的な生活をイメージして機能や能力の改善を図ります。

言語聴覚士 (ST:Speech Therapist)

嚥下障害のある方へ嚥下造影検査を行っている
嚥下造影検査

ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。

作当院ST室では、言葉が不自由になってうまく意思が伝えられない、人の言っていることが理解できないなどの言語症状を呈する失語症、発語器官の麻痺で言葉が不明瞭になり、相手にうまく意思が伝えられない運動障害性構音障害、麻痺により食べ物の送り込みやむせ込みなどでうまく食べ物が食べられない摂食・嚥下障害の他、注意力や記憶力が低下し、複雑な動作が行えないなど日常生活に支障を来たす高次脳機能障害の方々に対し、円滑に自分らしい生活が過ごせるように訓練や指導を行っています。

歯科衛生士 (DH:Dental Hygienist)

歯科衛生士が患者へ口腔ケアを行っている
口腔ケア

入院当日に口腔内の評価を行い、ご自分で歯磨きが出来ない方や口腔内に問題がある方、さらに飲み込む力が低下している方に対して、個々の患者さんに合わせた口腔ケアの方法や歯磨き指導を提案しています。また、歯や入れ歯の状態を確認し、問題がある方は必要に応じて訪問歯科をおすすめしています。

虫歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎等の感染予防や口腔機能の維持・改善を目的に口腔衛生の管理を行っています。

おうちへ帰ろうルーム・おうちへ帰ろうさんぽみち

おうちへ帰ろうルームとロゴ
おうちへ帰ろうルーム
おうちへ帰ろうさんぽみちを散歩す利用者たち
おうちへ帰ろうさんぽみち

「おうちへ帰ろうルーム」では、退院後のおうち(生活の場)でその人が必要となる動作の練習を行っています。

実際に使用できるキッチンを完備し、調理訓練では献立の決定から調理、後片付けまで一連の動作を行います。

リハビリ遊歩道「おうちへ帰ろうさんぽみち」では、患者さんが歩行訓練を行うことができます。途中にはベンチと日よけタープが設置され、花壇のお花に癒されながら休憩していただくこともできます。

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